ISO14001内部監査で,運用が上手くいっているか否か分かる

ある企業様に、ISO14001内部監査を少し見て欲しいということで訪問してきました。

全社員30名ほどの企業様です。

ISO14001内部監査が、事務所部門に対してスタートしました。私は、内部監査を見させて頂き、その最中は、いろいろな気づきをノートにメモし、内部監査中は、一言も発言しませんでした。

内部監査は、年1回定期で、全部署に対して行うように計画されていました。

作られていた内部監査規定を借りて一読しました。

内部監査実施計画書、内部監査チェックリスト,内部監査報告書等が文書化した情報として登録されていました。

そして、内部監査実施計画書、内部監査チェックリストが作成され,特に内部監査チェックリストは、十分という

ほど作成されていました。

オープニングミーテイング(開始会議)は省かれ、すぐに事務部門の方に、チェックリストを使って質問をされ

ていきました。オープニングミーテイングを省かれたのは、毎年内部監査を実施しているので、内部監査の

目的、監査基準等は,事務部門の職員は十分に熟知されているという判断でしょうか?

そして、2時間ほどで、事務部門の内部監査が終了しました。本来、内部監査で全部門を終了するには、1日では

終わらない。最低この規模の企業様でも、スムーズに終わっても2日間はゆうにかかるはずです。

内部監査が終了した後の、私の所見は、内部監査チェックリストの作り方、質問の仕方、回答の仕方、

評価の仕方(適合、推奨、軽微な不適合、重大な不適合)について致しました。推奨、軽微な不適合の評価の

出し方がはっきりしていませんでした。

ここで感じたことは、ISO14001を取得される,最初の審査を受けるまでの準備期間での,ISO14001内部監査の実地研修が、徹底にされていないことでした。

どうしても最初のISO14001取得するための、審査を受けるまでには、多くのことをやらなければいけないし、

ISO14001についての理解も少なからず不足の状況だし、内部監査の実施にも多くの時間をかけられないのも実情

かもしれません。いやいやこの企業様だけが、内部監査の実施について弱いというわけではありません。

きっと小規模の企業様は、多くがこのような状況なのだと思います。

このホームページを見て頂いている企業様でも、同じような企業様もいらっしゃるかもしれません。

私が言えることは、ISO14001内部監査の実施の徹底したレベルアップを図る訓練をして下さい。

毎日、本業をされる中でのISO14001内部監査についての見直し、検討の時間はとりにくいかもしれません。

でも時間なくてもやり遂げて下さい。

同じように、毎年毎年、形骸化された審査を受けられ、ISO14001のシステムが図られていない企業様ございましたら、一度ご相談下さい。